出版社内容情報
数十億の輝く小球がグレイの回廊内にあらわれた。この厄災を警告するために地球へ帰還したエラートは、霊廟で目をさますが……!?
ウィリアム・フォルツ[フォルツ ウィリアム]
著・文・その他
デトレフ・G・ヴィンター[ヴィンター デトレフ ジー]
著・文・その他
渡辺 広佐[ワタナベ ヒロスケ]
翻訳
内容説明
ヴィシュナ第六の災い“ヴィシュナ熱”に罹患したテラの人類は、その後“技術狂”と呼ばれる譫妄状態になり、目的不明の奇妙なマシンを数えきれないほど建造していた。これらのマシンは、やがて地球上の全エネルギーを吸引したのち、謎の六次元性インパルスを放射しはじめる。レジナルド・ブルは調査に乗りだすが、そのとき宇宙空間から、輝くちいさな泡が数十億個も湧きだすようにあらわれてテラ地表へと向かってきた!
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
標題作と「炎上する宇宙」の二篇収録。タイトルを見て何のことかわからなかったが、ヴィシュナ熱により作られた機械が発した六次元性インパルスが呼び寄せた”泡”のことだった。全地球のエネルギーがその機械によって吸収され、さらには人々が縮小していく現象に見舞われる。それを打開すべくミイラと化した自分に”乗り移った”エラートとチュトンが奮闘する。しかしここにきて島の王たちとのエピソードにつながっていくとは。後半はセト=アポフィス消滅の余波と、アトランへの忠誠を誓わせる謎のメッセージが。2018/12/29
mabo510
0
まぁ、今回も・・・ でも前には進んだ 2018/12/28