ハヤカワ文庫SF<br> 接続戦闘分隊―暗闇のパトロール

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ハヤカワ文庫SF
接続戦闘分隊―暗闇のパトロール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150121983
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

何者かによって戦闘時の行動を全米に中継され、一躍アメリカのヒーローとなった米国陸軍中尉の驚くべき活躍を描く傑作戦争SF!

リンダ・ナガタ[ナガタ リンダ]
著・文・その他

中原 尚哉[ナカハラ ナオヤ]
翻訳

内容説明

戦闘服にボディーアーマー、チタン製外骨格を着用した米国陸軍接続戦闘分隊。いま分隊は、天空からの指導官の命令を電子帽体で受け、アフリカのダッサリ地区で、反乱分子掃討のため哨戒任務についていた。一瞬の油断が死へとつながる苛酷な任務だ。分隊長のシェリーには危機を察知する特殊能力があり、これまで分隊を全滅から救ってきた。だがその特殊能力が、やがて世界を戦乱へ導く要因に…鬼才が描く近未来戦争SF。

著者等紹介

ナガタ,リンダ[ナガタ,リンダ] [Nagata,Linda]
1960年カリフォルニア州サンディエゴの生まれ。10歳の時に家族でハワイに移住し、少女時代をオアフ島で過ごす。ハワイ大学で動物学を専攻し、現在もマウイ島で日系人の夫と共に暮らしている。1995年に発表した第一長篇『極微機械ボーア・メイカー』でローカス賞第一長篇部門を受賞、続篇の『幻惑の極微機械』も好評を博した

中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

51
面白い。間違いなく面白いんだけど・・・・・またかよハヤカワ!3部冊の一冊目で、続刊の刊行がない。しかも、1冊目で軽く完結すらしていない。本当の序盤。これからストーリーがどう転がっていくのかすら、想像がつかない。サイバーパンクな近未来戦争SFです。埋め込み型や装着型のガジェットでネットワーク接続し、地球の反対側にいるハンドラーと軍事ドローン経由で接続している小隊、LCS(リンクド・コンバット・スクワッド)の指揮官シェリー中尉の捨て身の活躍。中原尚哉氏の翻訳が光る。本当に、作品の雰囲気を訳し出すのが上手い。2021/05/06

Tadashi_N

28
インプラントでネットに接続した兵士、監視するドローン、遠くから指令を出すメンバー。あり得るハイテク。2019/07/10

羊山羊

15
主人公シェリーの持つ予知能力と民間軍事企業の持つ陰謀が織りなす近未来戦争SF。いや凄まじい1冊。最初はアフリカでの近未来戦争SFから始まり、やがてシェリーの持つ予知能力を巡る骨太なSFミステリへと変貌したかと思いきやまたもやSFスリラに変身を遂げ、これがすべて同時進行に進んでいく。まだ更にここへ、現代のフェイクニュースと過激な右派への批判をテキサス独立勢力への鎮圧という形で潜ませる。この1冊にどれだけ詰め込むんだと感心する1冊。超オススメ。2019/08/20

ケンケン

14
(578冊目)『虐殺器官』にも似た要素があり、思っていた以上に読み応えがあった♪ 不穏な世界観と登場する近未来ガジェットの数々がマッチして、面白かった。多くの謎を残したまま物語は終わってる、是非とも続編の刊行を期待する!!2018/10/19

Masa

13
読了。自費出版からネビュラ賞候補? へぇ、でもアン・レッキーのあとだしねー、とか思っていたのですが十二分の楽しめた1冊でした。ミリタリーSF。こういうの好きです。いわゆる、「近未来ガジェット」も魅力的。カッコいいSFってやっぱりこうでなくちゃ! と思います。三部作らしい。これが売れなければ2作目の翻訳刊行はないのだろうか。ぜひ最後まで読み切りたい世界観とストーリでした。2018/10/05

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