内容説明
未来から来たマークス原理主義者グレク336により、ヴィシュナの脅威から地球を守る時間ダムが崩壊してしまった。再構築はうまくいかない。その直後、地球と月の各所で人々の言葉が通じず、会話が成り立たなくなりはじめる。“バベル・シンドローム”と呼ばれたこの現象は、コンピュータをも混乱させ、大事故が多発する。そこに“四次元性の影”と名乗る異生命体チュトンが地球にあらわれて、地球滅亡の危機を訴えた!
著者等紹介
星谷馨[ホシヤカオリ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒、文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
7
標題作と「ゴースト・テラ」の二篇収録。突然会話が通じなくなる異変が、コンピュータの不具合まで起こし、あろうことかネーサンまでその影響を受ける事態に。その被害を留めるべく”四次元性の影”と称する謎の存在チュトンが、ブルとの接触を試みるが…。後半のエピソードは、M82銀河から帰還したロワたちが地球に帰還すると生命体のいないゴーストタウン化していた。警備員を名乗る集団にスペース=ジェットを奪われるが…。ヴィシュヌの新たな攻撃に対する、テラナーたちの反撃が興味をそそる。2018/09/10
mabo510
0
???2018/09/20