出版社内容情報
銀河系船団の艦船に起きた異変は、アルマダ印章船が危険にあることを告げていた。フェルマー・ロイドらが印章船に向かうが……!?
H・G・エーヴェルス[エーヴェルス エイチ ジー]
著・文・その他
デトレフ・G・ヴィンター[ヴィンター デトレフ ジー]
著・文・その他
天沼 春樹[アマヌマ ハルキ]
翻訳
内容説明
銀河系船団所属のカラック船“ボサ・コヴァ”が、惑星バジス=1にもどってきた。ところが、乗員たちはまるで幽霊でも見たように茫然自失の状態だ。やがて、バジス=1にいたほかの艦船の乗員たちも奇妙な衝動にかられて支離滅裂な行動をとりはじめ、ローダンやアトランは不審に思う。そのうち、“バジス”に同乗していたシグリド人たちが船を出てどこかへ向かった。サイバネティカーのフラガン・タインがあとを追うが…
著者等紹介
天沼春樹[アマヌマハルキ]
中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
6
標題作と「アルマダ蛮族の攻撃」の二篇収録。前半は、アルマダ工兵の策略にローダンらが翻弄される。後半は、無限アルマダを構成する種族の戦闘能力をテストする役割を持つトリクロール人に異変が生じ、「味方」を仮借なく攻撃していく。ともあれ、喉から手が出るほど欲しかったアルマダ炎を入手したローダンたち(といっても10個だが)。これで事態を打開できるのか。しかしなんといっても本巻の話題は、翻訳チームを約10年離れた天沼春樹氏の復帰だろう。原作者チームではまれにあるが、翻訳者でこんなことが起こるとは。2018/07/25