ハヤカワ文庫SF 宇宙英雄ローダン・シリーズ 537
自転する虚無―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈537〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150121105
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

イホ・トロトは、超越知性体の影響から逃れる術を発見したサウパン人科学者を捜索、救出するが、不死身の鳥生物の襲撃を受ける!?

H・G・フランシス[フランシス エイチ ジー]

K・H・シェール[シェール ケイ エイチ]

星谷 馨[ホシヤ カオル]

内容説明

サウパン人科学者ラウデルシャークは、セト=アポフィスの影響から逃れる方法を発見し、瓦礫フィールドの基地から脱出する。しかし、たどりついた自分たちの宇宙艦で、不死身の“究極の生物”トラアーに襲われる。イホ・トロトはそのラウデルシャークの捜索を命じられ、かれをなんとかトラアーから救出する。近くの別の基地に連れていくのだが、そこは謎の存在「自転する虚無」に近づきすぎ、のみこまれようとしていた!

著者等紹介

星谷馨[ホシヤカオリ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒、文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

6
標題作と「M-3より呼ぶ声」の二篇収録。標題作では、謎の怪物”トラアー”が登場(表紙にある鳥型生物)。宇宙艦の中で暴れまわり、トロトらを悩ませるが、試行錯誤の末にたどり着いた解決方法に唖然。まあクジャクのように尾羽を広げる行動からオスだとはわかるが、それにしても…。後半のエピソードの執筆者は、なんとお懐かしやシェール先生!あとがきによると、第250巻後半以来の登場とのこと。いきなり過去の人物が覚醒し、ポルレイターの堕落者と対決するのだが、まずは復帰後の肩慣らしというところか。次は第542巻前半に登場予定。2017/01/30

鐵太郎

4
前半「自転する虚無」では、無敵のイホ・トロトをも凌駕する怪物トアラーが暴れ回ります。この決着はどうついたのか。後半「M-3から呼ぶ声」は、いよいよ久しぶりのシェールの執筆。過去に置き去りにされた猛将クリフトン・キャラモンが登場します。この時代錯誤な軍人はこれから重要なパートを務めるらしい。なんか、ワクワクします。2017/02/23

mabo510

1
久しぶりにスッキリ!ローダン・シリーズはこうでなきゃ!という展開。 今後に期待2017/01/30

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