出版社内容情報
ダルゲーテンふたりは超越知性体セト=アポフィスのローダン抹殺の指示に反抗するが!?
H・G・エーヴェルス[エーヴェルス エイチ ジー]
ウィリアム・フォルツ[フォルツ ウィリアム]
小津 薫[オヅ カオル]
内容説明
ダルゲーテンのサグス=レトとケルマ=ジョは、その物質暗示者としての能力を利用しようとたくらむセト=アポフィスに支配され、工作員にされてしまった。エビ形アンドロイドにはいりこみ、テラナーを相手にさまざまな妨害工作を働いたのち、球状星団M‐3の惑星インパルス2にふたたびもどってくる。生命の宿る巨木を撃って倒せとセト=アポフィスに命令されたためだったが、二名はその命令に疑問を感じはじめていた!
著者等紹介
小津薫[オズカオル]
同志社女子大学英米文学科卒、ミュンヘン大学美術史学科中退、英米文学翻訳家、独文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
6
物質暗示者の二人、ダルゲーテン人のサグス=レトとケルマ=ジョがようやくセト=アポフィスの支配から逃れてローダンらとコンタクト。これで事態は解明の方向に行くのか、と思いたいのだけど、ローダンものはそうそう簡単に決着がつかないのが通例。(笑) とはいえローダンの現場での活躍って、やっぱりらしいね。この人は政治家になって人類の頂点に立っていちゃいけない。いつも生きるか死ぬかの大冒険をしている方が、らしくていい。むろん絶対に死なないんだけどさ。(爆)2017/01/24
スターライト
6
表題作と「物質の虜囚」の二篇収録。セト=アポフィスの力でテラナーの妨害を強いられたサグス=レト、ケルマ=ジョの両ダルゲーテンだったが、からくもそれを逃れ、ローダンに協力。200万年の眠りからポルレイターを”救出”するまでが語られる。とはいえ、セト=アポフィスの影響から完全に脱したとは言えないため、その危険性にさらされながらの状況が続くが。ポルレイターの「歴史」が現在進行中とのストーリーの合間に挿入されて紹介され、少しその来歴が明らかになった。次巻はなんと大みそか発売!2016/12/26
mabo510
0
今年は特別に大晦日にあと一冊出版してくれるそうな。 このシリーズだけで今年24冊は読了?2016/12/27