出版社内容情報
「神を殺す銃」をめぐる表題作ほか、著者の奇想が炸裂する単行本初収録作品10篇を収録
バリントン・J・ベイリー[ベイリー バリントン ジェイ]
大森 望[オオモリ ノゾミ]
中村 融[ナカムラ トオル]
内容説明
設計技師にして発明家のわが友人ロドリックはある夜、自分は神を殺すことができると語った…。マッド・サイエンティストのあるまじき発明を描いた表題作、死んだ友人の蘇生を奇妙な異星人に託した男たちが目の当たりにした悪夢「ブレイン・レース」、不死の異星人とその秘密を追い求める男との長きにわたる追跡劇「邪悪の種子」など、英国SF界の奇才ベイリーの作品群から、単行本初収録の名品全10篇を収録した傑作選。
著者等紹介
ベイリー,バリントン・J.[ベイリー,バリントンJ.] [Bayley,Barrington J.]
1937年4月9日イギリス・バーミンガム生まれ。10代はじめ、“アスタウンディング”“スタートリング・ストーリーズ”といったSF雑誌と出会い、SF作家になろうと決意する。1954年、弱冠16歳で“Combat’s End”を雑誌に発表してデビュー。55年、兵役のため空軍に入隊するが、除隊後は専業作家となり、60年代にはマイクル・ムアコックが編集する“ニュー・ワールズ”誌を中心に短篇を発表。70年、第一長篇『スター・ウィルス』を刊行。70年代には、『時間衝突』(73)、『時間帝国の崩壊』(74)、『カエアンの聖衣』(76)といったSF史に残る奇想SFの傑作を発表した。日本でも『カエアンの聖衣』、『禅(ゼン・ガン)銃』、『時間衝突』で星雲賞を三度受賞するなど、高い人気を博した。2008年没
大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評価
中村融[ナカムラトオル]
1960年生、中央大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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