出版社内容情報
疫病治療に取り組むケイトは、禁断の遺伝子改変を行う太古の科学者の記憶を持っていた
A・G・リドル[リドル エイ ジー]
友廣 純[トモヒロ ジュン]
内容説明
デヴィッドがモロッコでアトランティス船から脱出したとき、世界は疫病で混乱の極みにあった。各国政府は奇跡の新薬オーキッドで病気の進行を抑え込んだものの、秘密組織イマリが疫病を生き延び進化を遂げた者で軍隊を築き、南半球から国々を侵略しようとしていた。それに対抗するためデヴィッドはベルベル人抵抗組織とともにイマリ軍事基地制圧を企てるが…。全米百万部突破、話題のエンターテインメントSF第二弾!
著者等紹介
リドル,A.G.[リドル,A.G.] [Riddle,A.G.]
ノースカロライナ州生まれ。ノースカロライナ大学在学中に友人とインターネット関連事業を立ち上げたのを皮切りに、卒業後の十年間で十数社のIT会社を起業した。その後、小説執筆に取り組み、書き上げたのが『第二進化』から始まる“アトランティス・ジーン”三部作である。セルフパブリッシングで発表されたこの三部作は大きな反響を呼び、CBSフィルムズによる大型映画化が進行中である
友廣純[トモヒロジュン]
1974年生、旧東京都立大学史学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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absinthe
138
何だか作家の素人っぽさが前面に出てきてしまった感じ。それぞれ人物は動機がはっきりしているから、アクションとしてはそれなりに面白い。でも、あの長い日記は、人物が掘り下がることなく背景が延々と説明された感じだ。大事じゃない人物の心は彫り下がったのに、活躍する人物は淡白だ。しばらくはアクションに期待して進もう。大味なSFドラマにしては、素粒子、病原体、治療法、等の描写には力が入っている。その辺に惹かれたのかな。2016/09/02
わたなべよしお
18
三部作の「中」は書くのがなかなか難しいですね。なんとなく、まったりとした感じになってしまっています。ストーリーも地球を飛び出しそうで、壮大というのか、目が粗くなってしまいそうだというのか、「下」が少し心配です。まぁ、どんな風に収拾するのか、興味もあるので多分、読むとは思います。2016/07/23
河内 タッキー
9
相変わらずテンポが速く一気に読める。一度死んだ者が復活するという話はよくあるが、本人が、その復活の過程をどう感じるのか?の描写は珍しい。2016/12/25
ゆーぼー
8
ストーリー展開が少々粗っぽくなってきた気がするが、とにかく下巻へ急ごう。2016/07/22
toy
4
読了。アトランティス・ジーン2となります…なんか纏まりが悪くなって来た感がしますが、下巻に突入します。2016/07/11