ハヤカワ文庫ＳＦ 宇宙英雄ローダン・シリーズ ５２５ ウルスフ決死隊―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈５２５〉

マール，クルト【著】〈Ｍａｈｒ，Ｋｕｒｔ〉/星谷 馨【訳】

早川書房（2016/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 272p／高さ 16cm
• 商品コード 9784150120795
• NDC分類 943
• Cコード C0197

出版社内容情報

もと賢人の従者オルバンに変装し、兄弟団の内部に潜入をはかったアトランの目的とは？

クルト・マール［マール クルト］

星谷　馨［ホシヤ カオル］

内容説明

クランドホル帝国を発展させるため、公爵をはじめとするクラン人たちに賢人として助言をしてきたアトランは、その役目をベッチデ人のサーフォ・マラガンにひきついだ。今後は、公爵グーたちがマラガンとともに帝国を治めていくことになる。だが、賢人を排除しようとたくらみ、反政府活動をつづけている兄弟団がいまだに暗躍していた。そこでアトランは、もと賢人の従者オルバンに変装して兄弟団の内部に潜入をはかった！

著者等紹介

星谷馨［ホシヤカオリ］
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒、文筆家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スターライト]

「クランでのラスト・ミッション」と表題作の二篇収録。賢人としての役割を終え、テラに帰還するためアトランは最後の仕事として兄弟団と対決する。まさかここにきて舞台が惑星クランから離れるとは思わなかったが、成功率の低いミッションを表紙にも描いてある三人（？）とともに挑む。それぞれ異なった能力を持つが、個性にとぼしいからかあまり印象に残らない。男勝りの女防衛隊長シスカルが、いい味だしています。そして帯には、星雲賞受賞の文字が！

2016/07/25

[鐵太郎]

「壊し屋」が大ボスかと思ったら、兄弟団の首領は別の人。慌ただしくまとめに入ったというところはあるけど、クランドホル公国編のシメとなるためしかたがないか。とはいえ今回は、久しぶりに前線指揮官として活躍するアトランの姿が見られます。三人の忠臣ってのが、またいい。

2016/08/20

[mabo510]

いよいよアトラン地球へ

2016/07/27