出版社内容情報
超越知性体の奴隷となったイホ・トロトの手からトーセンは、なんとか逃れようとする!
H・G・フランシス[フランシス エイチ ジー]
ウィリアム・フォルツ[フォルツ ウィリアム]
嶋田 洋一[シマダ ヨウイチ]
内容説明
テラ近傍のヴェガ星系で建設されていた第六の時間転轍機は、ミュータントの活躍でなんとか破壊することができた。建設にたずさわっていたのは、サウパン人という謎の種族だ。グッキーやフェルマー・ロイドらテレパスがどれだけ探ってみても、その思考をまともにとらえることができない。グッキーらは捕虜にしたサウパン人のタッセルビルを二百の太陽の星の近くにあるコスミック・バザールのロストックに連れていったが!?
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
「超越知性体の奴隷たち」と表題作の二篇収録。トロトとトーセンはそろそろセト=アポフィスの影響力から逃れられるのかな。なかなかストーリーが核心に近づかないので、もどかしい。表題作では、グランドホル公国とベッチデ人をめぐるエピソードがこれで終結に近づいたようだ。過去と現在を交互に語ることで、アトランがどのようにして賢人となったのかがわかったが、肝心の物質の彼岸で何があったかは語られず。次巻では、アトランと兄弟団が焦点になるようだ。2016/07/13
mabo510
0
いよいよアトラン再登場。地球に帰るらしい。2016/07/12