ハヤカワ文庫<br> オール・クリア〈下〉

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ハヤカワ文庫
オール・クリア〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150120399
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ダンワージー教授は、危機に陥った史学生三人を救出しにきてくれるのか……『ブラックアウト』『オール・クリア』二部作完結篇。

内容説明

1940年から戻れなくなった三人の史学生。マイクは記者として、ポリーは売り子と劇団の稽古、アイリーンは恐るべき悪童ホドビン姉弟との日々のかたわら、彼らは未来に帰れない理由を探し求めていた。時空連続体と降下点に何かが起きたのか、助けに来るはずのダンワージー教授とコリンは?三人は歴史を変えてしまったのか、英国はヒトラーとの戦争に負けてしまうのか?女王ウィリス史上最長の物語、激動と感動の完結篇。

著者等紹介

ウィリス,コニー[ウィリス,コニー] [Willis,Connie]
1945年コロラド州デンヴァー生まれ。1967年、北コロラド大学卒業後、教師をつとめるかたわら小説を発表しはじめる。タイムトラベルSF“オックスフォード大学史学部”シリーズの第1作「空襲警報」(1982)でヒューゴー賞/ネビュラ賞を受賞。シリーズ初長篇『ドゥームズデイ・ブック』(1992)は、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞の三冠を達成した。1998年発表のシリーズ長篇第2作『犬は勘定に入れません』でヒューゴー賞/ローカス賞を受賞

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MICK KICHI

78
オックスフォード大学史学部シリーズ怒涛の2000頁。第二次世界大戦の歴史的事象を調査に訪れた3人の学生が、ふとした出来事が重なり未来へ帰るネットワークが閉ざされ、戦時下のイギリスに置き去りにされる...彼らの取った行動が連鎖した結果の運命は?戦争の行方は? アガサ・クリスティー好きには堪らない小ネタが満載で、タイムトラベルSFミステリーとして最上級のエンタメだと思う。絶対に映像化できない小説でしか味わえない手法が、時空連続体上の細切れのパズルを解いていく醍醐味になっているのが、この作品の魅力だと言える2019/09/29

もち

46
「わたしたち、これから大親友になるのよ」◆大戦下のロンドンへ、思わぬ人物がやってきた。彼もデッドラインを持つ者の一人。帰れない史学生たちの奮闘は、形を変え、時を超え、たった一つの真実へと収斂していく。時空と世界が願った、オール・クリアまで。■ずっと胸の裡で、灯り続ける小説だ。SFならではの大仕掛けが次々炸裂し、壮大なラストまで読者を掴んで離さない。全ての苦楽と思い出が、綺麗で切ない伏線が、桁外れの感動を伴って心を包む。人生を永く、鮮明に彩る感慨が身を灼く。時間と人間が織り成す、祝福に満ちた物語を堪能した。2017/05/11

geshi

38
なんて長い、それでも大切な回り道だっただろう。全ての行動が・出会いが・言葉が円環をなす話はタイムトラベルものではありがちだが、この大長編の末に辿り着くから、感動はひとしお。行きつ戻りつどこにも抜け場のなかったと思っていた物語が畳み込まれて行って、全て必然だったと明かされた時のカタルシスに心震える。全編に渡って自分の役割を果たすために人生すら賭けてしまう人達の尊さが描かれ、我々はその思いを受けて生きていると感じさせてくれる見事なラスト。2015/12/20

Small World

27
4冊を通して読み終わると、長かった戦争が終わったんだと読む側に感じさせてくれるほど、読み応えのあった本作でした。決断と別れは辛いことだけど....皆が生きることを実感し、満ち足りていたと信じたい! 本作はタイムトラベルものらしく、様々な時間と場所に様々な人物を配置していて、最初は複雑に感じていましたが、全てが収束していく後半はスゴイ!の一言で、まさに傑作だと思いました。(Wクラウン作品)2020/08/10

抹茶モナカ

21
解決篇。この分冊になってやっと面白くなって来たかな、と思いつつ読み進める事が出来た。著者が八年がかりでものした作品との事だけれど、伏線が回収されても、そんなに気持ち良くないのは、読み進めるのに推進力がどうも不足していて、何処となくお仕事感を抱きながら読んだせいだろうか。どうにかこうにか、ここまで読んで来たし、最後まで読まなくては、と思い、忍耐を要するし、分厚さから、この残りページで起こる事だから、「前振り」だろう、との感じが先行したし。読み終えて、やっと、心置きなく、他の本が読めるな、と思った。2019/10/20

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