出版社内容情報
アトランやテラナーに《バジス》の指揮権を渡せと要求する強者ケモアウクの目的とは?
内容説明
強者ケモアウクはライレの“目”をたずさえて、ただひとり“バジス”へとやってきた。物質の窪地に、ローダンを置きざりにしてきたのだ。ケモアウクはアトランに対して、ローダンを連れもどしたければ船の指揮権を自分にわたせと迫る。一方、宇宙空間を旅している二重コンセプトのエラート=アシュドンは、ハルノが“完全なる静寂の場所”と呼んでいた未知のゴールに近づいていた。じつはそここそ物質の熊地だったのだ!
著者等紹介
青山茜[アオヤマアカネ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
2
ケモアウクがなにやら小物ぶりを発揮するようになっちゃったのはしかたないにしても、いままでローダンを筆頭とする人類を遙かな高みから見おろして導いてくれた〝それ〟までもが小物になっちゃった感がして、残念。ダールトンさん、あなたの発想はどうもわからん。しかも、あのひと癖ふた癖あったミュータントたちが、大人しくあんな決断するとは。それと、青山茜さんはこの巻かぎりだそうです。残念。2015/04/16
とうくぼやかや
1
思わせぶりだったケモアウクも、他の強者と同じように小物感漂わせ始めました。そしてとうとう「それ」との直接的な邂逅。ハルノとの関わりはどうなんでしょうねえ。それにしても、ミュータントやコンセプト達の結末がこんなのって、かなりショッキングだったのでは?2015/04/10
K・ITO
0
〝それ〟復活! 旧ミュータントを始め、多くの友との別れ(涙)2014/11/09
llll'
0
2015/05/27
eucalmelon
0
ケモアウク敗北?!悪役っぽく、気を持たせてくれた割には、あっさりしすぎていない?とも思うが"目"も戻ったしとりあえず、よし! そして、それ、復活! それにしてもエデンⅡの諸々のエピソードは登場人物はどうなった?なんだったんだ、ラストもジェーンも出てこなかったぞ!ミュータントも整理されてしまった・・・。それのつくった世界フラグメントは、ちゃんと伏線になるのか? それがミュータントを吸収しなければならないくらい、消耗してまでつくったのだが・・。2015/08/06