内容説明
“バジス”乗員の四分の一に“キブスーン症候群”と呼ばれるアレルギー症状が出た。聴覚が異常に過敏になり、ちいさな音にもはげしい痛みを感じるのだ。長期間にわたって宇宙船での任務につくことが原因のため、対処法は惑星への着陸しかない。ローダンは宇宙の城探しをいったん中断し、発見した惑星クリニックに、患者たちを降ろすことにする。ところが、この惑星に近づいたことで、デメテルのようすがおかしくなった!
著者等紹介
増田久美子[マスダクミコ]
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鐵太郎
1
ギブスーン症候群というやっかいな病魔に侵された<バジス>の乗組員の苦難を背景に、デメテルを囲むお馬鹿トリオの争奪戦に決着が。しょせん女は力と未来のある人になびくのか、と納得。(なにがだw) 後半は、アラスカ・シェーデレーアとガネルク=カリブソの道中。新たな「鍵」を見つけられるのか、というより人形だらけの惑星の中に消えていったガネルクの姿の方が印象的。2014/11/02
とうくぼやかや
1
デメテルに隠された秘密がまたひとつ明らかになったと同時に、不幸な四角関係にもやっと終止符が。つかこれまた何のフラグなんでしょうかね。そして、ガネルクも役割を終えたらしく、悲しい過去の清算を終えると同時に退場。進撃の巨人。2014/06/13
llll'
0
2015/05/03