出版社内容情報
セドの斥候船に乗るエラート=アシュドンは?Wそれ?Wからの救難信号の発信源をめざす!
内容説明
エラート=アシュドンとロボットのアクロバスは、惑星セドで調達した斥候船の自動制御にしたがって、“それ”からの救難信号が発せられたと思われる銀河をめざしていた。ところがその途中、異常なほどの明るさをはなつ、巨大な光源に突入しそうになる。回避したものの、船が故障し、近くの惑星に緊急着陸を余儀なくされた。しかも、エラートとアシュドンの意識が、おたがいをうまくコントロールできなくなってしまった!
著者等紹介
増田久美子[マスダクミコ]
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
2
前半後半のエピソードを通じて共通しているのは、未確認飛行物体の謎。前半「シャルツォでのコンタクト」ではエラート=アシュドンの乗った宇宙船がシャルツォに不時着し、住民から未確認飛行物体として様々な勢力の渦中で翻弄される。エラートとアシュドンの二つの意識の”せめぎあい”が現れるが、”光の基地”ともども今後どうなるか。後半「火の玉襲来」はテラでの未確認飛行物体の騒動を描く。でも同じ未確認飛行物体を表わすのに、前半ではFFG、後半ではUFOとしているのはなぜ?2013/12/21
llll'
0
2014/01/26
とうくぼやかや
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UFOのこちら側とあちら側から見たファーストコンタクト的な上手いまとまりの連作になりましたね。どっちも事をややこしく荒立てていったのは宗教でした。なんか宗教に否定的?テラにも新たな脅威がって、いまさらUFOとかですよ。なんだろ、1979年頃ってUFOブームでもあったのかな。書かれた頃の世相が気になる。2013/12/20