ハヤカワ文庫
少女とルーワー―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈451〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150119041
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ルーワーの塔守がテラナーとの相互理解を深めようとして企てた驚くべき計画とは……?

内容説明

火星に基地をかまえたルーワーの塔守ヘルゴ=ツォヴランは、テラナーたちとの意思疎通がうまくいかず、とほうにくれていた。平和な相互理解の糸口を探るべく、異種族心理の専門家ランク=グロハンの提案を実行することにする。テラナーの一家族を火星に連れてきて、そのメンタリティを調べようというのだ。さらに、事故で二重思考ができなくなったゴラン=ヴランをスパイとして、テラナー研究のため地球へ送りこむが…。

著者等紹介

渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

3
前後半を通じて、地球人の少女バヤが焦点。いやまさか、人類の子どもの教育問題がやり玉にあげられるとは(笑)。それにしても、マルゴルはずる賢く立ち回るなあ。ティフラーとルーワーたちの撹乱に、ここまでやるとは。それにしてもバヤの父親ハマン、ちょっと悪く書かれ過ぎてかえって気の毒。次巻では泉のマスターが、いよいよ登場するらしい。2013/06/22

llll'

0
2014/01/10

鐵太郎

0
今度はルーワーの大艦隊に風前のともしび状態の太陽系。なんとルーワーは、メンタリティがまったく異なるこの奇妙なテラナーを理解するために、二つの方法でのコンタクトを試みる。その一つが、表紙絵の少女バヤ・ゲレルを使うというもの。 ・・・それにしても、バヤの家族、父・母・姉はとことんバヤを無能呼ばわりしつつ、それを遙かに超える馬鹿者ぶりを発揮しています。このルーワーの教育論、いささか非現実的だとは思うけど、一つの考え方としては面白いかも。2013/11/03

とうくぼやかや

0
ルーワーの一方的交換留学大作戦の巻。純真無垢な少女(幼女?)が架け橋になるのかと期待させてのマルゴルの暗躍。しかし、ここでも思わぬ反撃にマルゴルざまぁ m9(^Д^)プギャー。上手くいかなかったときのうろたえぶりが情けなくていいね。子どもか。惨めな老人と幼女という対比が浮き立っていました。2013/06/22

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