ハヤカワ文庫
隻眼のライレ―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈450〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150119034
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

《パン=タウ=ラ》の内部の調査をすすめていたローダン一行は、謎の突風に襲われた!

内容説明

“パン=タウ=ラ”にいるローダン一行は、アンスク人に追いつめられ、絶対絶命となっていた。だが、なぜか相手が突然に撤退をはじめたため、危ういところで命びろいする。一行はその後、数グループにわかれて、船内のようすを探ることにした。アンスク人たちが播種船に積みこまれた“胞子”を使い、危険な実験をしているらしい。その研究室を見つけだそうと考えたのだ。ところが、急に突風が船内を吹きわたりはじめた!世界最長のスペースオペラ。

著者等紹介

五十嵐洋[イガラシヒロシ]
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、「ペリー・ローダン」シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

5
何と言っても、後半部のエピソードが本書の注目すべきところ。なんと〈大群〉サイクルからのこのシリーズの隠された歴史が解き明かされ、次の〈宇宙の城〉サイクルへとつなぐ重要な役割を果たすのだから。もちろん、〈宇宙の全車輪〉にまつわる謎も解明されていく。まるで歴史書を読むような印象。それはともかく、K=2ことアウグストゥスってけっこう奥が深いロボットなのか?こういう展開になるとは、驚き。そして五十嵐洋氏が、ローダン・チームから離れることが公表された。いろんな意味で急展開を告げる巻となった。2013/06/09

鐵太郎

1
前後編共にウィリアム・フォルツによるもの。いよいよ、「ラルド」と「宇宙の大車輪」と「パン=タウ=ラ」の秘密が明かされ、物語は急展開。そして、ライレと名乗る隻眼のロボットが登場。いったい「彼」は、何を行っていたのか。そしてこれからどうなるのか。  ・・・巻末の「あとがきにかえて」は、ついにローダンシリーズに四半世紀関わってきた五十嵐洋さんの決別の言葉。この別れを、「卒業」などと昨今のアイドルグループの造語で語らなかった見識に拍手。(天の邪鬼なオイラは、あの手のアイドルグループが苦手なのさw)2013/10/30

とうくぼやかや

1
パン=タ=ウラ編終了?ついに明かされたラルドの正体と播種船の過去話。「目」を巡る因縁の歴史が紐解かれる。アウグストゥスがあっさりライレに乗り換えるところが、なんとも自由なロボットだね。一気に種明かしされた感じ。2013/06/09

llll'

0
2013/12/31

ももんが

0
過去の大きな繋がりが見えて、かなりスッキリ。2013/08/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6845501
  • ご注意事項

最近チェックした商品