出版社内容情報
アダムスに命じられ、部下のトルン・ファレルはクフ王のピラミッド調査を開始した……
内容説明
自由テラナー連盟の転覆をはかる謎のプシ能力者を探しだそうと、ジュリアン・ティフラーは大規模な調査をはじめた。一方、ホーマー・G・アダムスの部下であるトルン・ファレルは、クフ王のピラミッドを調べるため、チームを編成してギザに向かうことになる。ところが、出発を目前にひかえたある晩、正体不明の男に襲撃された。からくも難を逃れたものの、それ以降、ピラミッド調査チームにつぎつぎと魔手がのびてくる。
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
地球でのピラミッド探索を描く前半と、播種船<パン=タウ=ラ>内のハイタワス・ボールらの活躍を描く後半。前半では、ようやくガイア・ミュータントたちがティフラーにその存在を明らかにしたのに、なぜか全面協力しようとしないのが不可解。2013/02/25
鐵太郎
1
クフ王のピラミッド周辺の事象の調査を命ぜられたトルン・ファレルは、自分を襲った侵入者の死体が、瞬時にミイラ化したことを発見します。この原因が謎のガイア・ミュータント、ボイト・マルゴルによるものであることを、まだ彼らは知らない。マルゴルのパラテンダー、すなわち精神的奴隷がファレルのチームに侵入したことも。さて、クフ王のピラミッドの秘密とは、六千三百年のむかしこの中に秘匿されたもの。いったいこれはなんだったのか。2013/07/24
とうくぼやかや
1
この時代になってもまだピラミッドに謎があるってすばらしい。マルゴルはまんまと野望を果たしつつあるようだけど、自分でも気づいてるような破滅への道筋なのか?ガイアミュータントの3人組みはなんだかもどかしいな。ついにティフラーと面会を果たすけど、常に後手後手。一方、パン=タウ=ラですが、ハイタワスたちが閉じ込められてるところが播種船とか。なんかもう、想像がつかないつうか追いつかない表現で、いったい何がどうなっているのやら。ウィンガー2人OUT。ガネルクIN。ガネルクはすごそうな人なのにすっかり小心者の小物感ばり2013/02/22
llll'
0
2013/12/18
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