内容説明
第四具象ブルロクとともにエネルギー球で宇宙を旅しているローダンは、ある星系の第五惑星で、瞑想をはじめたブルロクのエネルギー球体から一時的に解放された。その惑星の地表にはガラスの破片が無数にちらばっている。かつて温室惑星として栄えていたが、戦争のため、知性体は絶滅したらしい。だが、この惑星起源ではない有機知性体を狩りたてて殺すアンドロイド・ハンターが、一体だけ生き残って活動しつづけていた。
著者等紹介
五十嵐洋[イガラシヒロシ]
1957年生。1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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2013/09/21
とうくぼやかや
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惑星全土が温室状態で、破壊活動のお陰でガラスだらけになったっつーのもなかなかに壮大。ブルロクはん寄り道多いな。エラートがフェレットに憑依って、いくらなんでも意思疎通が無理ゲー過ぎる。伝わるローダンもすごいが。ツェイルショットもなんか悲しい人だな。殺されるために出てきた人、みたいな。一方ラール人ご一行様ですよ。ブラックホールにすんなり突撃するわけでなく、ホトレノル=タアクが土壇場でゴネてあわや計画がおじゃんかと思ったら上手い巡り会わせでなんとかなりそう。だがしかし、告知者は味方に追われる身の上に。2012/11/01
スターライト
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久々に(?)ローダン登場。またまた謎めいた惑星ガラス世界が出てきて、ホルノル人とかアンドロイド・ハンターの歴史が語られるけど、これも壮大なシリーズの一エピソードとなってしまい、今後出てこないのかな?後半はガイア・ミュータント、スロインビー登場。ティフラーの計画を邪魔し、今後もしばらく「敵」として物語を撹乱する役目を果たすようだ。そして、いよいよラール人はシリーズから撤退か。2012/03/25
黒猫トム
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再読。 前半は表紙ネタバレの通り、ペリーが齧歯類の友軍を得る。 "それ"は時に残酷だなぁ。残酷は違うか、そう感じてしまうだけで別に辛くあたろうとしているわけではないから。 後半、スターウォーズのEP4のダース・ヴェイダーがTIEファイターでデススターから放り出されて一人生き延びるような話。 お前さんはいつまた登場するんだい?楽しみだよ、ホトレノル=タアク!2024/08/12




