内容説明
ガヌール銀河で暗躍をつづける分子変形能力者たちは、青色巨星をめぐる隕石片にしか見えない作戦基地に潜んでいた。テラナーがメダイロン星系からフルクース艦隊を撤退させ、地球を支配していた小陛下を退去させたと知った分子変形能力者は、その状況を探るべくケルシリアルとトーン=ベルカーンを派遣する。いっぽう、コンセプトのグルケル・アソシェンは“アイアンデューク”をゴシュモス・キャッスルに向かわせた…。
著者等紹介
五十嵐洋[イガラシヒロシ]
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、翻訳家、“ペリー・ローダン”シリーズ統括。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
3
ガイズ=ヴォールビーラー(分子変形能力者)とのたたかいを、ア・ハイヌを軸にした2作品で構成。異星人とみるとイコール敵と考えがちなテラナーを、平和的な関係を構築しようとするア・ハイヌの好漢ぶりが目立つ。作者エーヴェルスは、昨年死去したとのこと。2012/01/14
黒猫トム
1
再読 ガヌール銀河を収集するため分子変形能力者たちをいったん退場させる。火星スネ夫は先進的コスモポリタン精神を持っている。ハーフジャイアンもそこそこ仕事をした。 グッキーが活躍イマイチなのは、エーヴェルスが得意じゃないせいではないんだろうか。2024/06/21
llll'
0
2013/06/30
とうくぼやかや
0
タッチャー・ア・ハイヌとガイズ=ヴォールビーラーとの心温まる交流のお話。ソル乗員のaクラス火星人に対する評価と扱いがよく分からないよ。ダライモクの方が信頼を得てる感じだし。表紙は大体合ってるけど詐欺的でもある。でもタッチャー回だからこれでいいのか。マニ車の中にはダライモクが。グッキーそんなに活躍してないやろw。ダライモク救出劇は書くほどのことでもなかったか。太った仏陀が最後にデレたw。2012/10/05