内容説明
少年は、14歳の誕生日のあと間もなく、農場を出て街をめざす自分を、毎夜夢に見るようになった。だが、彼の行動はある強固な意志によって制御されていた…。現代SFのトップランナー、イーガンによる本邦初訳の表題作。スタージョン記念賞を受賞したマルセクの究極のVRSF「ウェディング・アルバム」ほか、ブリン、マクドナルド、ソウヤー、ストロスら現代SFの中心作家が、変容した人類の姿を描いた全12篇を収録。
著者等紹介
山岸真[ヤマギシマコト]
1962年生、埼玉大学教養学部卒、英米文学翻訳家・研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
月世界旅行したい
19
発売当時に読んだ。オールディスは奇想コレクションか未来の文学で短編ベストを出してほしい作家さんですね。2015/04/05
亮人
16
佳作ぞろいのアンソロジー。もちろんイーガン目的だったけど、これは本邦初訳という付加価値色眼鏡を取ればそこまで響くものでもなかった。既訳でもっとこのテーマに沿うような良質短篇がごろごろしてるのに。イーガン以外では「引き潮」「ウェディングアルバム」あたりが印象的。逆に「キャサリンホイール」「ひまわり」はちょっと理解が追いつかなかった。2011/11/15
もち
15
「人生には、手遅れになってから気づくことというものがある」◆生身で過ごす人類と、遠隔操作機で過ごす人類が入れ替わっていく世界。リゾート地で妻と働く男は、遠隔体の老夫婦と出会った。秘された一撃が、男の認識を覆す――(『グリーンのクリーム』)■義体化、思考の重層化、ナノテク、熱病などにより、人の在り方が変わった社会を描く短編を揃えたアンソロジー。メインは夫婦や家族の物語。激動の果てに尖り、顕れ、不滅となっていく、愛や絆のショーケースだ。2020/03/11
緋莢
10
『SFマガジン』創刊50周年を記念したアンソロジーで、宇宙開発SF、時間SFに続く3冊目。「テクノロジーによって変容した人類の姿、そしてそれにともなって倫理観や価値観、さらには人間性の意味や人間の定義までもが大きく変化した世界の物語」(訳者あとがき)。〝ポストヒューマンSF”には、クローン、サイボーグ化、脳と電脳世界の接続etc多種多様な題材が含まれているとのこと(続く2024/03/11
ふりや
10
SFマガジンの創刊50周年を記念して刊行されたアンソロジー。山岸真さん編纂。本作では「テクノロジーによって変容した人類の姿」を描いた様々なアイデアの作品を楽しめます。ポストヒューマンとひと口に言っても、ただの改造人間の物語というわけではなく、倫理観や価値観、人間性の定義までもが大きく変化した世界が描かれています。作家陣もとても豪華です。印象に残ったのは、ジェフリー・A・ランディス『死がふたりをわかつまで』ロバート・J・ソウヤー『脱ぎ捨てられた男』表題作のグレッグ・イーガン『スティーブ・フィーヴァー』など。2021/07/31
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