内容説明
公会議に対抗する一環としてマルティ・サイボーグの可能性を探っていたアトランは、サイボーグたちを未開惑星ワンダーファルグに送りこんだ。人類のため植民地を建設させようとしたのだ。だが、サイボーグたちはこれに反発し、創造者である人間に頼らず独自の植民地を築こうとする。16年後、サイボーグたちのようすを調査するため、“スピニング・ホイール”で向かったジュリアン・ティフラーが惑星で見たものとは…。
著者等紹介
赤坂桃子[アカサカモモコ]
1955年生、上智大学文学部ドイツ文学科・慶應義塾大学文学部卒、独語・英語翻訳者、独語通訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
本書のキーワードは、「実験」と「ティフラーのラブロマンス」(笑)。それはともかく、アトランによる対ラール人組織構築の様子を描く。2010/08/22
Jun 1960
2
二話とも、アトランさまの思いつき作戦とそれを指揮するティフラーの活躍。ティフラーの二股疑惑なラブロマンスはプロット作家のミス?。笑2012/04/06
黒猫トム
1
再読。 ダールトンのジャングル探検譚と、マールのエスピオナージュ譚が読めるとは、最高にエンタメなカップリングというもの! ゲラルド・ロシグノル博士だけど、Losignollだからロシニョールとした方が良かったと思うけど、ジェラルドの方が自信ないので黙ってる。2021/11/05
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
負け続けてきた公会議にいよいよ反撃の時。でも足並みがそろわない銀河諸種族。一番力があるハルト人は今何を?そして謎の影の種族の正体は?ますます面白くなってますなぁ。2010/08/08
llll'
0
2012/04/08