内容説明
太陽は七時間後にノヴァと化し、太陽系全体の壊滅は避けられない運命だった。だが、一隻の銀河調査船が、その星系の第三惑星に住む知性体を救うべく全速航行していた!人類のために奮闘する異星人たちを描いた表題作のほか、名作『幼年期の終り』の原型短篇「守護天使」、作品集初収録の中篇「コマーレのライオン」、大戦中の空軍士官クラークの体験をつづるエッセイ、年譜などを収録した日本版オリジナル短篇集第一弾。
目次
太陽系最後の日
地中の火
歴史のひとこま
コマーレのライオン
かくれんぼ
破断の限界
守護天使
時の矢
海にいたる道
エッセイ 貴機は着陸降下進路に乗っている―と思う
アーサー・C・クラーク年譜(一九一七~一九六〇)
著者等紹介
中村融[ナカムラトオル]
1960年生、1984年中央大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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