内容説明
スターク家の主エダードは、親友である王の求めにより、その補佐役として都に赴任した。ひそかに前任者アリン公の死の謎を探りはじめたものの、都までの旅路で起きた娘による王子への傷害事件のため、権力を握る王妃との関係が悪化している。陰謀渦巻く宮廷で親子は生き延びられるのか？一方、七王国から遠く離れた南の平原では、古代王朝ターガリエン家の末裔デーナリスと騎馬族の長の政略結婚が実を結びつつあった。
著者等紹介
岡部宏之［オカベヒロユキ］
１９３１年生、１９５３年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mayuri(Toli)
9
ジョンとティリオンが友情を結び合うシーンが好き。デーナリスはなんというか女王様の風格が漂い始め、みなそれぞれ自分の道を行く。ヴァイサリスがちょっと哀れだな。ブランが無事でよかった。まだ序盤なのに本当にドキドキするシリーズです。2012/03/09
Masa
8
読了。どうかなぁ、うーん、どうかなぁ。面白いと思うけど、まだわからないなぁ。好みからすると、少し「困難」が多すぎて心が疲れる。それが面白さの秘密？ とにかく、読み終えてみないとなんともかな。2021/01/30
Keystone
7
ティリオンとジョン・スノウの友情にほっこり。ドラマのリトルフィンガーはスラッとしてるけど、小男との描写あり、納得。この後の激動を思えば、この巻ではまだ何も起こっていない。2018/03/01
烏山
6
ドラマを先に観たのもあって、読みやすい。 改めて読むと、ドラマが原作に忠実。 サンサの犬レディと、肉屋の男の子のシーンがあって、ジョフリーめ！ラニスターめ！ってなった。まだ、サンサはジョフリーの残虐性を分かってない頃。これから過酷になってくるんだろうな…。でも、このドロドロした人間模様が面白いから、つい読んでしまう。 エダートが、アリアを妹のリアナと重ねてるところが、印象に残った。2023/08/06
うさ
6
読むと時間があっと言う間です。キャラがそれぞれ思惑と現実のままならなさを背負っていて、まるで生きている人間のドラマを見ているよう。壁で、赤い城で、ウィンターフェルで、草原で、どんどんと話が展開していってまさに息をつく暇がありません。個人的にはロブがブランの枕元で泣いたのが一番印象的でした。頑張れお兄ちゃん！2009/07/29
