内容説明
古代レムールの人造人間ノーマルシントスを奪い、いずこかに逃亡した未知の存在の正体は、かつて第二次遺伝子危機で肉体を失った八名の旧ミュータント部隊員の精神であった。かれらはノーマルシントスに乗り移ったものの、急造の肉体は急激に崩壊をはじめてしまう。かれらの命を救うべく必死の捜索をつづけるローダン。だがその頃、ローダンの政敵テルヘラのさしむけた追手が、八名の居場所を嗅ぎつけようとしていた…。
著者等紹介
五十嵐洋[イガラシヒロシ]
1957年生、1980年法政大学社会学部卒、フリーエディター、エディトリアル・ライター、「ペリー・ローダン」シリーズ編集に携わる
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感想・レビュー
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アーチャー
11
リバルド・コレッロとの追いかけっこも終止符を迎え、このまま旧ミュータントたちがよみがえるのか?そして大執正官選挙の行方は?久々に盛り上がったな~という読後感を抱きながら、私は292巻目を読むのであった・・・。2014/07/26
黒猫トム
0
アラスカとリバルドが散々な目に遭った珍奇なる逃避行が決着に向かう。 我らが蛮人サンダル・トークが、たくさんの友に見守られて発展的退場を果たした。表舞台での活躍は無くなるということ。しかしエクソタ=アルファはクレーター一族によって良き発展をしていくのだろうという珍しく明るい未来のビジョンで締めた巻2018/08/15