内容説明
大群の中央惑星スタトの破壊に成功し、転送機で脱出したアラスカたちは、大群内のごみを投棄する惑星に到着してしまった。だが、この惑星は見捨てられた世界ではなかった。かれらは、ひとつの峡谷をおおうドームの下に広大な技術施設を発見したのである。どうやら、ここで大群でも最重要の研究が続いているらしい。かれらは同行するサイノスシュミットの助言を得て、さっそくこの研究ステーション内に潜入したが…。
著者等紹介
天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年生、1982年中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーチャー
9
私のお気に入りキャラであるアラスカ・シェーデレーアが活躍する表題作は面白かったが、同時収録された「太陽系捜索」はず~っと〝変に漢字が多くねえか?〟と思いながら読んでたので、正直ストーリーが入って来ず、作者のクルト・マールには申し訳ないと感じながらも、私は何事もなかったかのように282巻目を読むのであった・・・。2014/01/06
黒猫トム
0
褐色人まで登場してしまった。大群の異星人はあまりテラナーに似てないデザインで進めていたのにね。 シェFの脳内イメージは、藤田和日郎さん描くところの長方形瞳をした雄ヤギか・・・花のピュンピュン丸のヒゲで南蛮からくりを操作するジジイで補完してる。2018/07/19