ハヤカワ文庫
デューンへの道 公家(ハウス)アトレイデ〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 425p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113971
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ポウルス・アトレイデ公爵の息子で14歳のレトは、工学技術の発達した惑星イックスへ遊学の旅に出た。だがイックスには恐るべき危機が迫っていたのだ。一方、秘薬メランジを産出する砂の惑星デューンの支配者でもあるハルコンネン男爵の故郷惑星ジエディ・プライムでは、人間狩りの獲物となったダンカンが孤独な闘いを始めていた…『デューン砂の惑星』の主人公ポウルの父レトの若き日の冒険を描く、未来叙事詩開幕。

著者等紹介

矢野徹[ヤノテツ]
1923年生、1943年中央大学法学部卒、作家、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

6
フランク・ハーバートの息子がアンダースンと合作し、『砂の惑星』の40年前を描く3部作の第一巻の1冊目。一応の主人公は、ポウルの父レト。彼と後の皇帝シャッダム、そしてダンカン・アイダホが、どのようにしてたくましい青年に、あるいは老獪な皇帝になっていくのかが語られている。訳者がいうように、父ハーバートのデューンより面白いかも(笑)。この頃から女は、いや教母は怖かったのね。2012/03/28

ヴィオラ

5
「デューン砂の惑星」の、さらに何年か過去を舞台に、若きレト・アトレイデの活躍を描く(らしい)。レトだけでなく、ダンカン・アイダホやスティルガー等お馴染みのキャラも出てきて、いわばエピソード0的楽しさ。用語集とか無いし、これから読むのはあんまりオススメしないなぁ…。せめて「砂の惑星」は読んどいた方が楽しいと思います(^∀^)2012/01/10

yos

2
30年以上前から刊行され、シリーズ14冊を出したものの、作者フランク・ハーバートの死によって中断を余儀なくされていた超大作SF「デューン」シリーズの最新刊。作者ブライアン・ハーバートはフランクの実の息子。親の遺した仕事を引き継いだわけで、それも辛いものがあるだろうなぁ・・・実際には、お話は続きではなくて、時系列でいえばデューンより過去の話。なかなかよくできてはいるけれども、親父の書いた陰謀の中の陰謀の中の陰謀的な複雑さには、とうていかなわない。2002/06/18

Yoshihiro Kikuyama

1
親の小説の設定を元に過去を紡ぎ出す物語。訳者がなくなったせいか、3部のみ訳されて止まっているのは痛いが、それでも壮大な物語を読めることはこの上ない喜びである。2022/12/19

nyapoona

1
デューンをラノベ風に咀嚼しなおした本。陰謀がどんどん組み合わさって、どんな風になるのか楽しみ。2009/10/19

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