内容説明
地球はついに太陽系もろとも大群にとりこまれた。その結果、人類は痴呆化から解放されたものの、太陽系防衛の要であるパラトロン・バリアは、いまだ機能を回復していない。ローダンは、バリア修理の時間を稼ぐため、地球の科学技術レベルを西暦2000年相当に見せかけようという大規模な偽装作戦を発動させた。作戦の一環としてアトランは旧式スプリンガー船“アイクロム”を調達、特別コマンドを率いて火星に向かったが。
著者等紹介
池田香代子[イケダカヨコ]
1948年生、東京都立大学文学部卒、ドイツ文学研究家
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感想・レビュー
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アーチャー
7
とある3人家族のわがままによって、ローダンが考案し、実行した地球人類総動員の作戦が危うく大失敗に終わるところだったにも関わらず〝まあ、結果成功したから今回は許す〟みたいな優しさに〝きっと、これからもこの優しさが、ローダン達にとって仇になることが多々あるんだろうな~〟と危惧ながら、私は277巻目を読むのであった・・・。2013/10/17
黒猫トム
0
地球替え玉作戦以来、テラナーは大真面目に大芝居を打つのが好きな種族であると銀河諸種族に知られるようになった・・・って感じ。そして今の時代「この展開は読めてしまいすぎるだろ」って教科書通りの展開が「あ〜ぁ、やってもうた」で終わるという時代感。まぁご愛嬌ってことで。 アトランが若い。いくつになっても水晶王子は水晶王子だな。2018/07/07
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