内容説明
長きにわたる探索の末、ついにレニーたちは“アザーランド”にたどりついた。そして、その中心地“テミルン”こそ、かつてコンピュータ上で見た黄金都市にほかならなかった!その頃、オーランドも“アザーランド”に侵入をはたしていた。だが、現実空間で自らの身体をむしばむ病魔のため、衰弱しきったオーランドは、眼前にそびえる“テミルン”へ近づくこともままならない…。はたしてこの地で彼らを待つ冒険とは。
著者等紹介
ウィリアムズ,タッド[ウィリアムズ,タッド][Williams,Tad]
1957年、カリフォルニア州サンノゼ生まれ。テレビ番組制作、ラジオ番組のホスト、大学講師、ロック・ミュージシャン、靴のセールスマンなど多種多様な職業を転々としながら小説を書きつづけ、1985年にファンタジイ『テイルチェイサーの歌』で作家デビューをはたした。その後、エピック・ファンタジイ『オステン・アード・サーガ』三部作(1988~1993年)で注目され、1996年にスタートした『アザーランド黄金の幻影都市』シリーズで一躍、SF・ファンタジイ界を代表する人気作家となった。現在はロンドンとサンフランシスコで妻とともに暮らしている
野田昌宏[ノダマサヒロ]
1933年生、1959年学習院大学政治経済学部卒、作家、翻訳家
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