内容説明
アトランの特別コマンドは惑星ゲプラIへの潜入に成功した。しかし、偽神の補助種族である道化がつくる時間遅延フィールドにより脱出不能になってしまう。その頃、惑星コクーンに着陸した旗艦“マルコ・ポーロ”にも危機が迫っていた。些細なミスが重なって敵にポジションを知られ、しかも転送機の秘密調整インパルスまで探知されてしまったのだ。やがて、旗艦の転送機ホールにヘビの頭を持つ異生物の大部隊が出現した…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーチャー
8
表題作は自分の名前を雄叫びながら殺戮をするラクーンが変に面白く、同時収録されている『消えた仮面の男』は私のお気に入りキャラクターであるアラスカ・シェーデーレアの活躍が描かれ、久々に充実した面白さを携えた巻だった。〝いっそ、ローダンやグッキーより、アラスカを主人公にした『宇宙英雄アラスカ』を展開してほしいな~〟というファン激怒必至のタブーを望みながらも、私は273巻目を読むのであった・・・。2013/08/19
黒猫トム
0
後半、出版社か何らかの都合で次巻のエピソードと差し替え収録と“巻末に”記載があった。道理で居ないはずのキャラが一緒に登場したり、天沼氏あとがきではないが夢の話のようなストーリーであった。 それにしても誤植がひどい、気付いただけでも4〜5個はあった。それもいかにも誤変換でございといった堂々とした間違い。探してみると面白いかも。2018/06/28