ハヤカワ文庫<br> スノウ・クラッシュ〈下〉

ハヤカワ文庫
スノウ・クラッシュ〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113520
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

高速で走る車に勝手にケーブルをつないで、道路を縦横無尽にスケートボードで走りまわる15歳の少女、Y・T。危険きわまりないRadiKSの“特急便屋”をしていることは、もちろんママには内緒だ。ふとしたことからヒロと知り合ったY・Tは、現実と仮想空間のメタヴァースの両方でばらまかれたウイルス、スノウ・クラッシュをめぐる奇怪な陰謀にまきこまれるが…近未来をあざやかに描くポストサイバーパンクSF。

著者等紹介

スティーヴンスン,ニール[Stephenson,Neal]
1959年、アメリカのメリーランド州生まれ。ボストン大学で、物理学と地理学を専攻した。卒業後、車の運転手や農作業、中華料理店の下働きなど、さまざまな職業を経験する。1984年、長篇『The Big U』でデビュー。1988年には、長篇第2作『Zodiac』を発表した。長篇第3作の『スノウ・クラッシュ』は、発表されるや、ポストサイバーパンクの旗手として、全米各紙誌で絶賛され、ネット世代のバイブルとも呼ばれた。1995年に刊行した第4作の『The Diamond Age』はヒューゴー賞とローカス賞を受賞、21世紀を担う人気作家の地位を不動のものとした。1999年発表の『Cryptonomicon』も、ローカス賞を受賞している

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生。青山学院大学理工学部卒。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ケイ

122
この作品の構成やアイデアを荒唐無稽と思うか天才と思うか、それは読み手によるだろう。新興宗教とウィルスの話などは、日本の時代的にオウムの暗躍期だったことを思うと笑い飛ばせない。研究に関わっていた彼らは、ここで描かれるようなことを本気でおもっていたのかもしれない。最後の収束はすっきりというよりあっけなかった。そちらにきたか…という感じ。訳はいいので、後は表紙をもう少し内容にあったものにしてもらいたい。2016/08/21

NAO

49
ロボット犬、洗脳され脳にアンテナを埋め込まれたアンテナ人間、水爆の起爆装置を脳に埋め込んだ放射能人間と、小説というよりコミックやゲームに近いと思ったら、もともとゲーム用に書かれたものらしい。乗りの軽さとは裏腹に古代文明をもとにした新興宗教による世界征服と話は壮大だったが、最後はそんなに簡単に終わってしまっていいのかと、ちょっと消化不足。好きな人には面白いのだろうが、ガーディアン必読書じゃなかったら読まない類の本だ。2016/05/05

roughfractus02

5
確かに、最小化した国家とグローバル化、経済と宗教が生む権力、情報を握る者と技術を操る者の力が織りなすリバタリアニズム物語の実験は、「ポスト・サイバーパンク」なる曖昧な小説ジャンルに収まって小説の読者に供される。一方、チョムスキーの普遍文法とドーキンスのミーム概念を盛り込み、法と心のプログラミング可能な世界を設定した本書は、書物の枠を破り、3Dの開発者(Linden Lab等)を触発し、バーチャル・リアリティを超え、現実と区別のつかないシュミレーテッド・リアリティの実現を目指す流れを作る「ミー」自身となる。2018/07/29

けいちゃっぷ

4
これぞ「ポストサイバーパンクSF」らしいが、サイバーパンクもポストサイバーパンクも違いが分からんし興味もないが、今のSFは多かれ少なかれサイバーパンクの影響を受けているでしょうね。シュメールの話しが一番面白かったな(と書くと失礼か)。395ページ2010/05/15

hirayama46

3
色々ととっちらかっているようで、気づいたらわりときれいに風呂敷が畳まれていたような……。不思議な感触の小説でありました。一筋縄でいかないところが良いですね。2019/02/20

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