ハヤカワ文庫<br> 斜線都市〈下〉

ハヤカワ文庫
斜線都市〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150113124
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

自意識をもつ唯一の量子論理思考体ジルに接触してきた、まったく異質の様式をもつ思考体、ロディとは何者か?バーチャル空間に潜行中のネット娼婦アリスを瀕死に追いこんだ投影体の正体は?退行患者を続出させた病原体蔓延の元凶は?錯綜するすべての謎はやがて霊廟オムパロスに収束する。霊廟内部に侵入した捜査官たちの前に現われた、想像を絶する存在とは…ハードSFの巨匠が新世紀へ向けて放つ、超弩級巨篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

レンズマン

3
やっぱり視点が多すぎると思う。物語の焦点が絞れず没頭できない。登場人物の何人かは女王天使と共通らしいが15年前に出た本の内容なんか覚えていない。凍月は面白かったが。2012/03/28

ねみね

2
ベアはやはり啓蒙家としての側面が強いように思える。『斜線都市』は現代のアメリカ保守主義を背景に社会と個人との摩擦を克明に描いた作品である。作中に詰め込まれたメタファーはエリート主義といった現代アメリカの持つ課題を可視化している。だが、それはあくまで啓蒙家としての魅力であって、登場人物の内面的葛藤といった、ドラマ的側面ではない。彼の描く人間はしばしば機械的であって、そこにはリアリズム性が乏しい。彼らは物語における主体というよりも思想や社会構造を説明するための装置として配置されているように思えてしまう。2026/01/11

マサトク

1
むちゃくちゃ面白かった。物語としては全部で六つの視点、勢力が並行して進んでいくので、多少混乱する部分もあるけど、書き分けははっきりしているので読みやすい。下巻では霊廟オムパロスにみなが集合して、さて…となるわけだが、戦闘シーンも含めて絵になる場面が多くてよい。エピローグのAIジルの「復活」まわりは、ロディの痕跡についてもう少し詰めても、とか細々と思うことはあるけど、全体に非常に面白い作品ではあったと思う。(マリア・チョイを主役にした刑事物で延々シリーズ書けそうなもんだけどな)2023/04/16

FILO

1
だんだんグレッグ ベアにハマりつつありますヘ(゚∀゚ヘ)2008/10/18

W.T.R.

0
ちょっと残念かな。アリストス会によるノアの方舟を思わせる人類再出発計画や、驚異のバクテリア・思考体が、オムパロスと共にあっけなく消えてしまう最後の終わり方は。もう少し先まで見せてほしかったような、でもそれも怖いような。 なにはともあれ、からくも生き残った登場人物は、それぞれが一連の事件で多くを失ったが、今後の希望だけは失わずにいることができたのは救い。それがこの作品の「”/”へとぐるりと回って戻ってくる」ということなのだろうか。2014/03/09

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