ハヤカワ文庫<br> 新艦長着任!〈下〉―紅の勇者オナー・ハリントン(1)

ハヤカワ文庫
新艦長着任!〈下〉―紅の勇者オナー・ハリントン(1)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150112592
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

辺境に位置するバシリスク星系へと左遷されたオナーだったが、持ち前の不屈の闘志で乗組員の根性をたたきなおし、前任者がおざなりにしていたパトロール任務をしっかりとこなしていく。やがてバシリスクには、おりしも侵略の機をうかがっていたヘイヴン人民共和国の工作員が潜入していることが判明するが…圧倒的に不利な状況にたいし、鋼鉄の意志と類まれな才知によって敢然と立ち向かっていく若きオナー艦長の勇姿。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

6
ヘイヴン人民共和国の陰謀を見事打ち砕いたハリントン。追跡劇は、意外と面白かった。戦うことの是非はともかく、ミリタリSFとしてはなかなか読ませる作品だった。もう少しハリントンに人間味が感じられたら、なお良かった気がする。2013/07/21

nizi

5
しくじった女艦長が僻地に飛ばされ、臨検を繰り返すうちに対立国家の陰謀に気付いて……という宇宙版海洋冒険小説。帆船ものでも本国から遠く離れた植民地で戦闘するのはよくある話で、いかにも欧米の冒険小説の系譜という感想を抱いた。訳者あとがきで帆船小説を宇宙に持っていく必要があるのか問題に触れていたのは笑った。次は積んだままになってるビジョルドの「戦士志願」を読むか。2024/06/27

鐵太郎

4
オナー・ハリントン(Honor Harrington)という名は、ホレイショ・ホーンブロワー(Horatio Hornblower)を意識していると思うのですが、単純なアナグラムではなさそうです。どこかにつながりがあるのかな?2009/07/11

Popo

3
ホーンブローワーシリーズを子供のころ読んだのを思い出し、海から宇宙へ広がった冒険談を楽しく読みました。 引き続きシリーズを読んでいきたいと思います。2014/01/30

ニミッツクラス

3
オナー・ハリントンの一作目の下巻。上巻での摺り合せで大分馴染んだオナーと副長以下部下たち。上巻冒頭で予告ホームランの如く描写されていたヘイブンのメデューサ侵攻を、如何にして阻止するのかが本書の見所。状況を的確に判断したオナーはヘイブンの偽装輸送船シリウスと交戦。火力優勢の手強い相手にお約束の窮余の一策を用いるが人的物的被害は甚大。終盤・・オナーは廃艦となる軽巡を眺めている。心は失われたあまたの部下を想い、幾分屈託がある。だが、替わりに重巡を手に入れた。オナー艦長の新たなる活躍に期待。★★★★☆☆2011/10/07

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