内容説明
敵対宇宙種族「ハイヴ」の主力をなす巨大球体船がついに発見された。だが人類とムルディニは微妙な戦争観の相違から敵を目前に対立、ライアン家の次男ロジャーは功を焦ったムルディニ側艦長の命に背いて殺されかけ、失踪してしまう。かけつけたローワンたちは孫息子を救えるのか。そして人類は「ハイヴ」を打ち破ることができるのか…類まれな能力に恵まれた一族の、銀河を股にかけた活躍を描くシリーズ待望の完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masa
3
読了。あー、面白かった。登場人物の魅力と、さらにこう持ってくるか! というストーリー。アン・マキャフリィおそるべしですよ、本当に。悲惨すぎないから純粋に読んでいて楽しい。ちょうど良いはらはらドキドキ。ぼくはこういうのが好きです。2023/06/07
konkon
2
シリーズ完結、なのに銀の髪のローワンを読んでいない!2016/06/04
ブー
1
九星系連盟シリーズの最終巻!ローワンの代で始まったハイヴとの闘いが、孫の代で一応の決着がついたって感じです。物語自体は一大家族物語です。もちろん、アン作品らしく家族愛・恋愛も健在です。ただ、SF作品として、ちょっと超能力万能ってとこが、ちょっと残念です。折角の宇宙艦隊戦が淡白な物になってしまった。でも、アン作品ってことで良しとします。読み終えてからも、この後この一族がどう繁栄していくのかと想像するのも楽しいです。作品的にはSF初心者向きだが、ローワンからコンプするとなると、ちょっと大変な物語かも2013/06/24
時不知
1
前巻に続いて子供たち(ローワンから見て孫に当たる世代)の成長が描かれている。ムルディニ、ハイヴとの関係はほぼ一区切りついたが、人物が増えすぎてひとりひとりのエピソードが細かくなく、読者の想像に任せるといった感じ。前巻までにスポットが当たった人物は大体顔を出しているが、気になっていた下のきょうだいたちにあまり触れられておらず残念。2011/07/25
さつき
0
ローワンシリーズ4冊目2007/11/17
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