内容説明
人類最古のDNAを求める探索行で深傷を負ったマロリーは、海洋生物の形態をしたアガサン人のもとで、半人間半機械として再生した。だが「氷瀑」へ戻った彼は伝説的パイロットであるソリの暗殺計画で無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。はたして悲惨な獄中生活を生きのびられるのか、そして銀河の究極の謎は。全人類の存亡を左右する謎解明に命を賭けるマロリーの、波瀾に満ちた半生を描く傑作長篇。感動の完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒胡麻
1
主人公の数学者/パイロットの青年が人類の危機を救うという「人類最古のDNA」を求め活躍する話。ネアンデルタール人になったり、死んだり、脳を強化されて復活し加速できるようになったり、人間のプログラムを読み取れるようになったり、予知さえ可能になって凄腕の殺し屋と渡り合ったり、遺伝的記憶に目覚めたり、そして究極のワープ航法を発見して最後は生命の謎さえ解き明かし神になる、とここまでやるかというぐらい超人ぶり。 世界観も独創的で、いろんなSFアイデアがてんこもりになってて面白かった。2012/08/03
goldius
0
巡回セールスマン問題が元ネタと思われるレースなので、主人公はスタイナー点を発見して優勝すると思ったが、スタイナー点には触れてない知識不足の作品2006/03/26
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