内容説明
銀河英雄の伝説のヴェールをはぐアレックの旅は、開幕から不吉な様相を帯びてきた。おじが調査結果のいっさいを記録していたファイルが、何者かに盗まれてしまったのである。だれが、なんの目的で盗んだのか?おじは何を見つけようとしていたのか?見えざる敵の妨害に悩まされながらも、アレックスは厚い時間の壁にはばまれた歴史の謎に果敢に挑んでいく。新鋭マクデヴィットが雄渾の筆致で放つ宇宙SF決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hal0609
0
SF歴史ミステリというスタイルが、変則的だがSF戦争小説としても効果的なんだと感じた。それは実際の戦記物でもそうだとは思うのだが、この作品では、最後にSFらしい種明かしがあって、愕然とすると同時に納得もさせられた。必読とは言わないが、見つけたら読む価値は十分にある本です。なぜ買った当時に読まなかったんだろう? たぶんタイトルが胡散臭かったせいだと思う。2017/04/18
丰
0
Y-102001/03/30
kogiku
0
予想の斜め上を行く展開は相変わらず、というかこれが先なのか。とにかく最後まで目を離せません。2009/04/05