内容説明
考古学者エリザベスは、マヤのジビルチャルトゥン遺跡を発掘調査中、奇怪な現象を体験した―古代マヤ語を話す女の“幻”と遭遇したのだ。この女こそ、マヤに実在した女神官スーイー・カーク。壮大な使命を秘めて永劫の時を超え、マヤ暦の大いなる時の円環が一巡する現代にやってきたのだ。同じころ、長いあいだ音信不通だったエリザベスの娘ダイアンもマヤに姿を現わす。時を超えて３人の女が一堂に会したとき、古代マヤの恐るべき予言が着実に実現しようとしていた…。期待の新鋭マーフィーが華麗なる神話的小宇宙を紡いだネビュラ賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はあびい
1
ネビュラ賞受賞作。母と娘のそれぞれの視点で交互に語られる少しダークなファンタジー。2024/12/11
東森久利斗
0
読んでて、何度、落ちたことか。読んでたのは、“落ちゆく男”だったのか？ 両賞ダブル受賞？ 両賞の権威が怪しくなってきた。2016/04/25
レンズマン
0
903
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