ハヤカワ文庫<br> アンタレス突破

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ハヤカワ文庫
アンタレス突破

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  • サイズ 文庫判/ページ数 450p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150108939
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

人類宇宙との再接触を果たした惑星アルタの人々の前に、恐るべき敵が姿を現わした―人類の殱滅をもくろむ異星人ライアルが、その包囲網を着々とせばめつつあったのである。圧倒的な敵軍事力の前に、人類の敗北は必至。頼みの綱は地球の強大な軍事力だが、地球への超空間通廊は、アンタレスの超新星化で崩壊している。かくなるうえは、放射線の充満する危険なアンタレス星雲を、一命を賭して横断する道しかない。かくして、形勢逆転を狙う決死の〈ヘルダイバー計画〉が発動されたが…好評宇宙冒険SF『アンタレスの夜明け』の続篇登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

8
90年の640円の初版を読んだ。同年の「アンタレスの夜明け」の続編となる。このシリーズは3部作で、次は「アンタレスの勝利」なのだが、なぜか翻訳刊行されないままとなっている。2巻目の本書は、開発された放射線シールドでアンタレス(作中では中性子星と星霧)宙域の突破が事態の転換点となるのだが、著者の作風なのか、特にそこに依存する事なく話は進む。解説にもある“本来ならハードSFとなってもおかしくない話がどこでどう間違ったか立派なスペオペになってしまった“と言う事に首肯できる構成だ。傑作ではないが秀逸。★★★★☆☆2015/11/03

鐵太郎

2
息もつかせぬストーリー展開、とは言わないけれど、なかなかスリリングで見事な展開です。フォールドラインという限定されたがジェットを使って、宇宙空間の航行を上手く限定し、恒星間の距離をうまく処理して面白い世界に仕上げています。新しい時代のスペースオペラの名にふさわしい。なにより、戦闘部隊には輜重部隊が随伴しなければならないという概念により、タンカーや補給船が艦隊に随伴するという描写はめったに見られるものではない。新鮮です。これで、男女関係を含めてお話の甘さがなければなぁ。残念。2009/11/19

sezmar

0
Michael McCollumによるとAntares Trilogyとして出版されててAntares Victory, 2002があるな。 これでシリーズ最終作だと思うのだが翻訳されないかなあ。 バクスターと同じで無理か?気長に待とう。

やぶやぶ

0
★4

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