ハヤカワ文庫<br> ノヴァ

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ハヤカワ文庫
ノヴァ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150107536
  • NDC分類 933

内容説明

32世紀を迎え、人類文明は繁栄と爛熟のきわみにあった。その拠点のひとつ、プレアデス連邦の権力者ローク・フォン・レイは生涯の仇敵プリンス・レッドを破滅の淵に追いこむべく、途方もない冒険に乗りだした。稀少な超エネルギー資源イリュリオンを大量に採取し、プリンスを出し抜こうというのだ。だが銀河広しといえども、多量のイリュリオンが存在する場所はただひとつ―大爆発をおこしてノヴァになる瞬間の恒星の中心部のみ!かくてロークとその奇妙な部下は一路ノヴァを目指すが…華麗な神話的宇宙を織りあげて、現代SFの頂点をきわめたディレイニーの最高傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

19
88年(昭和63年)の520円の初版をイヴの夜に読んだ。カバーは意外にも生頼氏。著者25歳の、長編としては9作目。裏表紙の概略では恒星のノヴァ化時にその核から超重元素を採取するために、商売敵と争奪戦を繰り広げるみたいな口上だが、地球とプレアデス連邦の二大派閥の御曹司の確執を描いた人間ドラマが主軸だ。それで本書が面白いかとなると…回想による時系列いじりと、日韓関係の様な意味不明な確執にエンタメ性を期待すると悶々とするはめに。訳者伊藤氏の解説により、新星爆発のメカニズムを今まで誤解していたのが汗。★★★★☆☆2020/01/08

ねむ

7
古いスペースオペラではあるけれど、訳者あとがきにあるような「SFは時代が変わるとキツい」的な側面は感じなかった。がしかし、たぶん時代が変わらなくても私にはキツかった・・・汗。ストーリーテリングが入り組みすぎているわりには本筋に深みがなく、いろいろと隠された象徴になっているらしいのだけど、それもどうもピンとこず、面白さが伝わってこなかった。残念。2020/07/19

k16

6
20130815読了。 今回は読み終えるまでに時間がかかりすぎたこともあり、表面のスペオペ部もついていけなかった。 中盤(ローク、プリンスの若い頃のエピソードとか)面白かったけど、タイトルから勝手に想像するような展開にはならんかった。2013/08/15

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