内容説明
ゼロ・ストーンの不思議なパワーにみちびかれて宇宙に旅立ったぼくは、猫型エイリアンのイートと出会い、次々と冒険をかさねた。だが宝石の謎は依然解き明かせない。故郷の惑星はどこにあるのだろうか?ぼくとイートは、その星を求めて未踏星域をめざすが、そのいっぽうで、一度はかわした盗賊ギルドやパトロールの追跡の手が、刻一刻と迫りつつあったのだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
17
ノートンの世界ですね。太陽の女王号と同じ世界観の宇宙。銀河の隅々まで酸素系惑星があり、ちゃんとした星図がと航宙士がいれば、超空間経由でどの星系にでも行ける。地球の文明より進んだもの、遅れたもの、多種多様。宇宙をパトロールする警察機構があり、交易システムを独占してコントロールするギルドがある。その束縛を嫌う中小の自由な交易商がいて、無法者もいる。宇宙海賊もいる。 ──そして、ゼロ・ストーンがある。ゼロ・ストーンとは何なのか。イートとは誰なのか、いや何なのか。面白い。こんなSFにかつては熱狂していましたっけ。2010/05/07
いしやま
1
四半世紀振りに再読。ネコネコカワイイヤッター、と言うお話。オチが唐突すぎて納得いかない。唯登詩樹の挿絵がくっきりしてて好きだったなあ2012/06/01
7H
0
再読。前巻とセットでとても楽しく読めました。続きがあればいいのに。2016/05/11