内容説明
散弾転送星系に進出したテラナーたちは、アステロイド・カリフの地下に基地を築き、転送機調整装置の調査を開始した。調整装置に組みこまれている封鎖機構を作動させないかぎり、敵の転送星系進入を防ぐ術はない。だが調査も終わらぬうちにカリフの地表探知ステーションのサイレンが響きわたった…強敵マークスの艦隊が大挙して散弾転送星系に襲来したのだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
14
前半は、題名通り何重もの陣でカリフに襲いかかるマークスの艦隊に対して壮絶な防衛戦を敢行するレジナルド・ブル。しかしそれが限界を超えたとき、現れたのは新米スティーヴ・カンターが出会った「調整者」と名乗る存在。知性を持った機械なのか? 後半は、今は「第六紀元」なのだ、と宣言された時代に登場した、いかにもシェール好みの直径2500メートルに達する最新鋭の超々弩級艦<クレストⅢ>のデビュー戦。この凄まじい巨大戦艦が出会った先に鳴り響いたのは、なんとグレン・ミラーの圧倒的なメロディ!?2017/05/04
hirabat
2
簡単だから、と家族を雪山につれてったら滑落しかける話。2016/06/18
tegege
2
無邪気なとこがいろいろある、後半の話が面白かった。2011/09/28
洪七公
1
読了1990/01/26
llll'
1
.2020/06/09