感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじい
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再読。某アニメと記憶がコンタミしてましたが、全く別物でした。 人類は恒星間に拡散後、第二次帝国による併合の時を迎えている。宇宙進出以前の文明レベルのデイヴィッド王の惑星は併合に有利な地位を得ようと画策する。 と書くと近年のありがちなスペオペみたいだが、一味違う。レベルの異なる文明間の戦闘がいくつか描かれる。帆船同士の戦闘、槍と盾、そして超光速航宙艦を擁する帝国と惑星の諜報戦。 ラスト近く、SFファンであればニヤリとさせられる仕掛けに複数気が付くであろう。 まさしく処女長編にはその作家のすべてがある。 2018/06/19
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