ハヤカワ文庫<br> 銀河の間隙より

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ハヤカワ文庫
銀河の間隙より

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150103736
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

23
79年(昭和54年)の300円の青背初版。隠れた秀作…だと思う。変則的なFC物で、ペリー・ローダンが異星人やミュータントの仲間を増やす際のいざこざ顛末にも似ている。時代背景の“大殺戮(ホロコースト)”と呼ばれる地球での出来事が詳細不明だが、その後、復興してエアカーなどのハイテク技術がある時代。地球に不時着した宇宙生物ナイプは一旦保護されるも、殺人を犯して脱走し、廃墟となった地下鉄の一角に潜伏。肉体改造の超人バートと、小惑星帯の探偵スタンリィが登場し、10年来の事態の収拾を図る。一読の価値あり。★★★★☆☆2021/06/28

記憶喪失した男

8
SFミステリというが、そんな展開でもないかも。2018/08/18

sakadonohito

4
ちょっとモヤっとする決着。一卵性双生児の特徴を使った仕掛けみたいなものが組み込まれている。2021/01/12

叡福寺清子

2
ムカデ型エイリアン漂着.「ナンダコノニソクホコウノカトウセイブツハ」「えーヤダァムカデきしょい・・・」で,攻防かと思われたが,準備段階に重点が置かれる.なので活劇的なものを期待すると肩透かし.個人的には双子ネタはいらなかったな.2021/06/09

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

2
**注)SF・ネタバレ**ムカデ型異星人ナイプの宇宙船が地球に墜落。通信機と宇宙船を直す目的で地球の文明を調べると主張するナイプに対して地球人の取った行動とは?という内容。不幸な未知との遭遇です。ハリウッドの宇宙人侵略ものをご覧になればご理解頂けると思いますが、相手の種族が人類に対して"下等"と判断する感性が不幸の原因。本作もお互いに相手を下等種族だと判断するという、すれ違いから最悪の結末になるという、なかなか読ませてくれる内容。実にニクイSFだと思います。変則的侵略ものにご関心のある方にお勧めします。2012/02/14

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