ハヤカワ文庫 地球人よ、故郷に還れ - 宇宙都市３

ジェイムズ・ブリッシュ/砧一郎

早川書房（1978/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 405p／高さ 16cm
• 商品コード 9784150103156
• NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スターライト]

本書では、前作『星屑のかなたへ』で最後に出てきた〈ニューヨーク〉の市長アマルフィが中心となり、新たなシティ・マネージャー、ヘイズルトンとともに宇宙を放浪し、そこで出くわした冒険が綴られる。中盤からエドモンド・ハミルトン顔負けの仰天シーンと宇宙都市群と宇宙船との戦闘というかなりド派手な展開となり、いわばスペース・オペラの様相を呈している。最後は地球に帰還するのかと思いきや、銀河系外に出て行ってしまってはこちらも脱帽。エンターテインメントに徹したブリッシュが楽しんで書いたことがうかがわれる。

2011/11/23

[サスケ]

★★☆☆☆ ありえないバランスの物事がいくつもあるが、それなりに楽しめた。 気になった事をいくつか記す。 質量が大きいほど高速になる。 あっというまに50年が過ぎる。 残虐な IMT が、実は役人による寡頭制だった。 恐るべきは地球警察。法律に違反した都市をマゼラン雲まで追ってくる。 ほぼ一人の才覚で都市の行く手を采配している。

2020/03/30

[KUAD]

流し読み。昔と変わらず、読みにくい。つまらない。社会科の教科書のように血が通っていない。

2011/02/07

[かず]

中学生以来何十年ぶりに再読　う～んこんなに読みにくい話だったかと驚き。　全く内容が頭に入ってこない。昔は熱中して読んだ覚えがあるんだが。頭が固くなってしまったのか。　

2011/01/25

[sezmar]

発表が最初でシリーズ3作目。 宇宙を旅するニューヨーク市が様々な問題を引き起こしつつ突き進んでいく話。 前作でニューヨークは結構豊かな都市だと思ったけど実際は色々問題があるし行く先々でも 問題に巻き込まれる（自分でトラブルを起こしてる気もするけど）ので忙しい。