感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
9
深み、なし、緻密なディテール、なし、リアリティ、なし、ご都合主義、大量、そして面白さ、最高。痛快娯楽とはこういうものだ、というのを教えてくれるジェットコースタースペースオペラ。記憶喪失の不死者の生涯の秘密と、その記憶を呼び覚ますギミックの有効な扱い、これに適度に俗っぽくてクールで行動的な地球人の主人公との友情が加わり、普通の小説なら数冊分にも及ぶだろう大冒険がノンストップで展開される。本当にただただ面白いだけなので今ではかなり忘れられた作家となっているが、まさにその面白さだけは今再読しても何も古びていない2017/11/19
Sleipnirie
5
昭和46年に翻訳された作品。気軽に読める楽しいSF。カラー口絵があったり、挿絵があったり。 自分の過去を調べてくれという男、そのきっかけとなる日記帳(数世紀以上の経年変化や物理的攻撃びくともしない)、二人を襲う謎の光球。個人の記憶のコピーを出来る道具。物語や会話のテンポがとても良く面白いバディもの。男が自分の星に帰って以降、その星の技術を知っていることがアメリカに知られて地球を脱出するまで。男の星に到着後の主人公が冒険を経て王になる。解説の伊藤典夫がとても褒めてる。2017/11/21
ボブ
3
ローマーは多元宇宙SOSが最高だったが、これはどうかな?軽すぎるかな?当時はアメリカのベストセラー作家だったらしいが、、、2021/12/29
abk1
2
SFなのに科学知識を必要としない、チープ・スペースオペラ♫2015/12/04
33人のプリキュア侍
2
途中から急展開したような印象を受けた。 すいすい読むことができる作品で、 SF小説でありがちな新技術の理論の説明をする、といったものはほとんどない。 終わり方は別に嫌いではないけど、これでいいのか?というような感じで終わった。2014/01/18
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