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出版社内容情報
オジブワ族の父をもつ18歳のドナスは、自らのルーツと進路に悩んでいた。ある日、薬物絡みの殺人事件を目撃する。その薬物は、伝統医療を悪用して作られたものだった。潜入捜査官に協力を求められたドナスは、事件の闇と、揺れる自分自身に向き合っていく。
【目次】
内容説明
米国の先住民族オジブワ族の父と白人の母をもつ18歳のドナスは、どこにも属せないと感じていた。そんなある日、薬物絡みの殺人事件を目撃し、FBIの聴取を受ける。薬物の出所としてオジブワの人々が疑われているらしい。さらに、事件の背後には先住民族コミュニティ、政府、FBIの事情が錯綜していた。ドナスは仲間の潔白を信じ、協力を決意する。真実を追い求めた果てに何が待つのかも知らずに―。アイデンティティと正義のはざまで揺れる心を描いた、魂をゆさぶる青春ミステリの傑作。エドガー賞YA部門受賞作。
著者等紹介
ブーリー,アンジェライン[ブーリー,アンジェライン] [Boulley,Angeline]
米国先住民族アニシナベの作家で、米国教育省のインディアン教育局(OIE)の元局長。デビュー作である本書は、30万部を超えるヒットとなった。オバマ夫妻の制作プロダクションにて映像化が決まっている
吉田育未[ヨシダイクミ]
トロント大学修士。英日翻訳者。訳書に『お化け屋敷へ、ようこそ』ユキミ・オガワ、『星のせいにして』エマ・ドナヒュー。『イエルバブエナ』ニナ・ラクール、『喉に棲むあるひとりの幽霊』デーリン・ニグリオファ、他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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