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出版社内容情報
1944年、カリフォルニア。刑事サリバンは、大統領候補ウォルターが暗殺された事件を追いかけていた。やがて、同じホテルで10年前に少女が不審な死を遂げていたと知る。サリバンは、政治的圧力を受けながらも名家の影に隠された衝撃の真相を突き止めるが……。
内容説明
1944年、カリフォルニア州バークレー。大統領候補ウォルターが暗殺された。容疑者はサンフランシスコ有数の名家ベインブリッジ家の娘たち三人。刑事サリヴァンは現場のホテルで、14年前にも同じ家の少女が不審な死を遂げていたと知る。二つの事件のつながりを追うサリヴァンだったが、市警本部長の圧力や、ウォルターと関係のあった〓介石夫人の介入により捜査は難航する。事件の鍵は、容疑者たちの祖母ジェネヴィーヴが握るというが…。終戦間近のアメリカを舞台に描く、謎解きの妙味と緊迫感に満ちた警察小説。
著者等紹介
吉野弘人[ヨシノヒロト]
山形大学人文学部経済学科卒、英米文学翻訳家
チュア,エイミー[チュア,エイミー] [Chua,Amy]
イェール大学法科大学院教授、作家。2011年に刊行した回想録『タイガー・マザー』が世界的なベストセラーとなる。2023年にフィクションのデビュー作となる本書『獄門橋』を刊行、アメリカで絶賛された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。