HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS<br> 両京十五日〈1〉凶兆

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HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS
両京十五日〈1〉凶兆

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  • サイズ 新書判/ページ数 480p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150020002
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0297

出版社内容情報

十五世紀の中国、明の時代。北京から南京に遣わされた皇太子は爆発による襲撃に襲われる。さらに北京にいる皇帝も命を狙われていることを知った皇太子は、幾度と襲い掛かってくる刺客から逃れつつ、南京から北京へ向かう幾千里にもわたる決死行が始まる――!

内容説明

1425年、明の皇太子・朱瞻基は遷都を図る皇帝に命じられ、首都の北京から南京へと遣わされる。だが、長江を下り南京へと到着したその時、朱瞻基の船は爆破され、彼の命が狙われていることが判明する。皇帝に恨みを持つ、反逆者の仕業なのか?さらに皇帝が危篤との報が届き朱瞻基は、窮地で出会った切れ者の捕吏・呉定縁、才気に満ちた下級役人・于謙、秘密を抱えた女医・蘇荊渓らと南京脱出と北京帰還を目指す。敵が事を起こすまで十五日。幾千里にも亘る決死行が、今始まる。歴史サスペンス×冒険小説の超大作!

著者等紹介

馬伯庸[バハクヨウ]
作家。茅台杯人民文学賞散文賞、朱自清散文賞、茅盾新人賞受賞。その作品は「五・四運動以来の歴史的文学創作の系譜」に沿っていると評価され、「歴史的可能性小説」の探求に力を注いでいる

齊藤正高[サイトウマサタカ]
愛知大学中日大辞典編纂所研究員、愛知大学・岐阜大学など非常勤講師、翻訳家

泊功[トマリコウ]
函館工業高等専門学校一般系教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

53
時は明朝。北京から南京への再遷都が考えられる中、皇太子、朱瞻基は命を狙われる羽目になる。さらには皇帝崩御の可能性も出てくる中、彼らは北京へ急ぐ。タイムリミットは十五日!この本では庶民が多く登場するが、ポッと出では惜しい位に魅力的な人達(船乗りの鄭顕倫さんら3人衆や人足の孔十八氏など)ばかりだ。そして世間知らずな朱瞻基は民からの考えを聞いて朝廷と官の理想の甘さと自己利益、どちらをとっても民は苦しむ政策の実務の難しさ、必要悪について目を開かされていく。ジャブのように繰り出される事実達はどのように合流するのか?2024/04/05

オーウェン

52
明の皇太子の朱瞻基が命じられ、北京から南京へと船で向かうが、その船が爆破され自身が狙われていると確信。 信頼できる部下3人と共に、なんとか北京へと向かう。 出会う相手すべてが敵の可能性がありで、尚且つ味方も急増なので諍いも。 どう見ても無謀な冒険はスリリングに展開していき、医師や捕吏などの能力も活かしながら。 強烈な敵キャラも多数いるが、これはまだ前編。 後編果たして帰還できるのかどうか見届けたい。2024/04/05

まぶぜたろう

18
かの「黄土の奔流」と、ギャンブル、グルメシーンが007号をさえ思い出させる、波瀾万丈、血湧き肉躍る、謎解きも楽しい、のんびりした昔懐かし冒険活劇。ところがなぜかノリきれず。古い役職名や地名、馴染みのない漢語が頻出し、中国の故事や蘊蓄が味わい深くも煩わしいのが多分その理由なのだが、すまなんだ、最後まで読んで気づいた。これは冒険小説<歴史もんなんだな。歴史もんを主としてその興趣を味わいつつ、立ったキャラたちの活躍にドキドキし、彼らの運命にワクワクすること。うむわかった。part2に期待しようじゃないか!2024/03/30

サケ太

13
明国の史実の隙間を描くような歴史冒険小説。次々と現れる敵、困難、苦難。出自や目的の異なる4人の男女。太子朱瞻基。捕吏の呉定縁。下級官僚の于謙。女医の蘇荊渓。それぞれの思惑が道中での冒険に緩急を与えつつ、宗教結社の魔の手が迫る。当時の時代背景もかなりわかりやすく、かなり面白かった。2巻にも期待。2024/03/26

さとうしん

8
皇族内の皇位簒奪を狙う者が白蓮教と結託して、南京から北京に戻ろうとする皇太子・朱瞻基の命を狙おうとし、于謙や白蓮教徒と因縁のある捕快の呉定縁、女医・蘇荊渓が太子を守って北京へと送り届けようとするという構図。朱瞻基と呉定縁の成長物語ということになると思うが、そのあおりということか朱瞻基のダメダメ度が他のエンタメ作品より高くなっている印象。于謙は早々と世に出た後の死亡フラグが立っている感じ。下巻にも期待。2024/02/18

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