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出版社内容情報
貧困家庭に育ち、義父から虐待を受けている高校生ビリーは、劣悪な環境から逃れるため、プロのアメフト選手になろうともがいていた。だがシーズンが始まるまさにその日、自宅で義父の死体が発見される。容疑は、前日に義父と喧嘩していたビリーに向くが……。
内容説明
母親と幼い弟、義父と暮らすビリーは、アメフトの天才選手として活躍をしていた。ある日、ビリーは義父と喧嘩をし、彼を殴り飛ばしてしまう。翌日、家に戻ったビリーが見つけたのは義父の死体だった。一方、新任コーチのトレントは、ビリーが義父を殴り飛ばす瞬間を見ていた。彼が殺人犯となればチームはリーグ優勝できない。トレントはビリーを匿うことを決意するが、警察は事件の犯人がビリーであることを疑っていた…。差別、貧困、暴力、犯罪といった、社会の暗い側面を鋭く描くMWA賞最優秀新人賞受賞作。
著者等紹介
クレイナー,イーライ[クレイナー,イーライ] [Cranor,Eli]
アメリカ、アーカンソー州在住の作家。プロのアメリカンフットボールプレイヤーとして活躍したのち、高校のアメフトのコーチを務める。2022年に本書『傷を抱えて闇を走れ』でThe Peter Lovesey First Crime Novel Contestを受賞し作家デビューし、2023年には同作でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞した
唐木田みゆき[カラキダミユキ]
上智大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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