- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハヤカワポケットミステリー
出版社内容情報
母国デンマークを捨て大西洋の島で怠惰に暮らすタクシー運転手兼ピアノ調律師のエアハートは、海岸に遺棄された車から身元不明の幼児の死体が発見されたことを知る。警察が事件をうやむやに葬ろうとすることに気づいた彼は、自ら真相を突き止めようと思い立つ
トーマス・リュダール[リュダール トーマス]
木村 由利子[キムラ ユリコ]
内容説明
男の子は生後およそ三ヵ月。海岸に遺棄された車の後部座席で段ボール箱に入れられたまま餓死していた。故国デンマークを捨ててこの島に来てから18年、これといった生きがいもなく、怠惰に齢を重ねてきたタクシー運転手兼ピアノ調律師のエアハートだったが、警察がこの事件をうやむやに葬ろうとしているのを知り、何かを感じた。彼は憑かれたように、がむしゃらに真相を追う…大西洋に浮かぶカナリア諸島を舞台に、67歳の素人老探偵が哀しく奇妙な事件に挑む!北欧ミステリの最高峰「ガラスの鍵」賞を得た傑作。
著者等紹介
リュダール,トーマス[リュダール,トーマス] [Rydahl,Thomas]
1974年デンマークのオーフス生まれ。子供のころから物語を書き、17歳で短篇小説コンクールで入賞。兵役後、コペンハーゲン大学で哲学を学び、さらに作家養成の専門学校を経て、2014年に『楽園の世捨て人』でデビューした
木村由利子[キムラユリコ]
大阪外国語大学デンマーク語学科卒。北欧および英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
遥かなる想い
のぶ
tom
うたかたの日々