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内容説明
マリガンはしがない地方紙記者。生まれ育った町で起こる事件を、自分流を貫きながら追いつづけてきた。ある日、古い住宅ひしめく一画で連続放火事件が発生。子どもたちや、幼馴染の消防士も命を落とした。絶対に犯人を捕まえてやると意気込み、取材に奔走するマリガン。しかし、ただの放火魔の犯行とは思えぬ状況になってきた。この故郷で、いったい何が起きているのか?身の危険を感じつつもマリガンは執念の取材を続けるが…。エド・マクベインが見出した新鋭の話題作。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞。
著者等紹介
ダシルヴァ,ブルース[ダシルヴァ,ブルース][DeSilva,Bruce]
元AP通信記者。コロンビア大学ジャーナリズム部論文指導教官。ミステリ作家になるためジャーナリストとしての41年間のキャリアに終止符を打つ。『記者魂』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞。ニュージャージー州在住
青木千鶴[アオキチズル]
白百合女子大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
昼夜
26
記者魂というからペンは剣よりも強いみたいな展開になると思ってたけどペンの力よりもマフィアや金の力が目立ってたな。2011/10/29
ツバメマン★こち亀読破中
24
祝・人生初ポケミス!地方紙の記者・マリガンは生まれ育った街で発生した連続放火事件の犯人を突き止めるため奔走するが、やがて彼の身にも危険が迫ってくる…。死者も出る連続放火という重苦しい事件が題材ですが、マリガンのユーモラスなキャラクターに救われます。どんな窮地に追い込まれてもレッドソックスの試合結果を気にしたり、新聞社の書評担当者から“スペンサーシリーズ”の最新刊をくすねてきて読んだり…買えよ(笑)2016/08/05
羊山羊
15
ある米国の田舎町で起こる連続放火事件を中年の記者マリガンが追うサスペンス。キレのいいジョークと火事を上手く使ったダレない展開がイイですね。七光ことメイソンはもう少し登場が早い方が綺麗なバディものになって好みだったが、主役を食わずに展開をアシストするバランス配置はお見事。相棒の後輩の方が優秀すぎて、主人公が気合と勘だけが頼りの小説って割とあるので、そうなってない点はすごく大事。田舎では実際にあるのでは、と思えてくる小スケールながら黒い真相と何となくリアルな〆に著者の経験の豊富さを垣間見た。傑作!2019/05/19
panam1927
14
★★★★★2017/04/20
yooou
13
☆☆☆☆★ 面白い!運休なしの快速でラストまで突っ走ります。台風の影響で最寄り駅に足止めされていることを忘れるくらい没頭して読みました。2013/10/16
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